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題名:日本ではあまり有名でないであろうキャラクターZiggyへの思い出
報告者:トシ

 本報告書は研究というよりもむしろ筆者の感想に近くなることを、前もってお許し願いたい。
 幼少期の頃の思い出、特に好きなキャラクターが活躍するアニメやグッズは、いくつになっても思い出としてすたれることがない。そのキャラクターは、筆者の例でいえば、天才バカボン、はじめ人間ギャートルズなどが根強く心にインプットされている。最近のアニメでは、ウサビッチやラーバがお気に入りである。この布陣から、明らかに筆者のギャグ好き傾向がばれる(かもしれない)。
 それらのキャラクターの様々な(筆者ならばギャグ的な)要素も含めて、キャラクターの存在の影響力は、何も筆者だけでなく、多くの方が好きなキャラクターから影響を受けて育ったことは間違いないであろう。昨今のアニメは、やや劇画的なタッチが多くなり、いわゆるギャク的(デフォルメされた)要素が少なくなったような気もするため、その点は筆者にとっていささか残念ではある。しかしながら、いずれにせよキャラクターとそれを好む人の人格は、大人になっても切っても切り離せない妙な関係があり、キャラクター自体はフィクションでありつつも、キャラクターを含めてその人なりの趣向の一部として明らかに人格形成に役立っている(であろう)。
 そこで、かつて(今も)筆者が熱を上げた(ている)キャラクターについてここで紹介したい。たぶん日本ではあまり有名でないキャラクターである。その名をZiggyという。図にZiggyを示す。あまり有名でないというのは、今ではほとんどこのキャラクターを使ったグッズが見ることがないからである。そこで、この報告書でもって、このZiggyを日本で流行らそうという熱意も密かに込められている。
 作者は図にもあるようにトム・ウィルソンという方である。残念ながら2011年9月16日に80歳ですでに他界し、この世にはいない。ただし、息子さんの名前がトム・ウィルソン Jr.であり、この方がこのキャラクターの版権を持っているのかもしれない。
 思い返せば、筆箱もノートもこのZiggy一色だったころがあった。それは、とても懐かしい思い出である。そのため、今でもこのようなアメリカ的雰囲気たっぷりで、やや鼻が大きめで寸胴のキャラクターにはめっぽう弱い。この辺はジム・ヘンソンのマペットと同じような趣向でもある(No.430も参照)。

図 Ziggy1)

 このZiggyに関して少なくとも日本でのアニメは見たことなく、さらに本国アメリカでも実際にアニメとしてはYoutubeで「Ziggy’s Gift」3)というアニメのみを 唯一見つけることができた。それ以外は特にアニメ化されていなかったようである。しかしながら、本国アメリカではきっと根強い人気がある(に違いない)。

1) https://twitter.com/gocomics/status/747823210310295552 (閲覧2017.3.30)
2) https://alchetron.com/Tom-Wilson-(cartoonist)-1015462-W (閲覧2017.3.30)
3) https://www.youtube.com/watch?v=nXY-PM2fgog (閲覧2017.3.30)



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