題名:Witor’sなるチョコレート会社の調査
報告者:トシ
チョコレートの世界は実に奥が深い。日本のチョコレートメーカーであれば、その数が限られるものの、世界のチョコレートメーカーを探すと、まだ味わったことのないメーカーも数多く存在する。それを探しながら、かつ、そのすべてのメーカーのチョコレートを味わうには、相当の時間とお金を要する。しかしながら、時には報告書のNo.388にも示されたように、「神の啓示」の如く、ふととあるお店に、もともとは高級品であったであろう海外メーカーのチョコレートが3割引きなどとの表示にて売られていた場合は、この上ない喜びとなる。それをかごに入れ、レジへと急ぐ。さらに、購入後に封を開け、口に入れる。そして、そのチョコレートがその個人の好みであった場合は、この上ない幸せとなる、ことはチョコレート好きの人には言うまでもないであろう。筆者にとっては、そのチョコレートのひとつがWitor’sなる海外のチョコレートメーカーのものであった。しかしながら、恥ずかしながら、その時はWitor’sとは何?というのが本音でもあった。そこで、ここでは、そのWitor’sなるチョコレートメーカーを調べるべく、ここに報告したい。
調べると、Witor’sはイタリアのチョコレートメーカーであったことが判明した。Witor’sのHP1)を図1に示す。これまたチョコレート好きには、たまらないHPであった。そのWitor’sのHPによると、Witor’sは1959年にRoberto Bonettiにより、イタリアのCremonaにチョコレート工房として設立されている。現在のWitor’s社の使命は、「すべてのチョコレートに完璧な味と品質、および、革新的な製品を提供し、消費者とともにチョコレートの情熱を共有すること」とある2)。実に、チョコレート会社の見本ともなる、とても素晴らしい使命といえよう。ちなみに、ルーツとなる製品は“Boero”という名であった2)。
図1 Witor’s社のHP1)
“Boero”は、現在、“Boero Ciliegia”として販売され、リキュールにつけられたサクランボを、48%のカカオのダークチョコレートでつつんだものであることから3)、いわゆる洋酒チョコレートであることが分かる。
筆者が「神の啓示」を受けたWitor’s社のチョコレートは、“Golden”という名のチョコレートであった。図2に“Golden”のパッケージを示す。その名の通り、金色に輝くパッケージで、購入時は、明らかにそのパッケージから後光がさしていた、気がする。味ももちろんその名に恥じない“Golden”な美味しさであった。
図2 Witor’s社の“Golden”4)
1) http://www.witors.eu/ (閲覧2017.1.14)
2) http://www.witors.eu/la-storia/ (閲覧2017.1.14)
3) http://www.witors.eu/prodotto/il-boero-ciliegia/ (閲覧2017.1.14)
4) http://www.witors.eu/prodotto/golden/ (閲覧2017.1.14)