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題名:負のエネルギーの転換に基づく幸せへの11の道しるべ
報告者:ダレナン

 幸せな人生を送ることは、多くの人の望みである。しかしながら、人は時に挫折し、絶望し、幸せなどないように感じられる時期もある。その時こそ、人生の節目でもある。
 一方、節目と言えば竹を連想する。その竹は生長する際に必ず節目を必要とする。その竹の節目の役割は、知っているようで、あまり知られていない。なぜ、竹に節目があるのであろうか?
竹の節目の役割は、実は幹の太さと肉厚に応じ、横からの力で倒れたり、押しつぶされないように保持することにある1)。すなわち、竹に節目があることで、強風による横からの力が当たってもその力に耐えるように、竹は折れにくくなり、かつ、しなやかになる1)。これと同じように、人生の節目に耐えることは、その後の人生において折れにくくなり、しなやかになるための準備段階でもある。過去に大きな挫折感を味わった人ほど、あるいは、生死をさまようような状態を味わった人ほど、将来において成功する確率が高いと言われているが2)、これはある意味、その大きな節目を味わったことで、その後の自身において大きな成長を生み出す原動力となった証とも言えるであろう。
 しかしながら、人はその節目が人生において大事だと分かってはいるものの、何度も連続で訪れる節目には、対処することが難しくなる。あるいは、対処しきれなくなることもある。その時は、節目を耐えるのではなく、考え方を変えなければ、人生そのものが危機感を抱く。映画の「タイタニック」ではないが、自分と言う船が沈没しては元も子もない。そこで、考え方を変えるにはどのようにすればよいのであろうか?
 文献3, 4)にそれを解決すべく、とてもよい記事があった。11の方法を実践するだけで、節目に負けない成長を生み出す考え方である。11という数字で、数が多いように思われるが、実はその多くが考え方の指南であり、実践しようと思えば誰でも実践可能な11のことである。

①他人への依存を捨てる、②嫉妬心を受け入れない、③誰かの幸せを自分事化して共感する、④他人への親切が当たり前でいられる、⑤今ある状況に感謝する、⑥変えられないものを変えようとしない、⑦変えられるものはとことん変えていく、⑧憎しみから自分自身を解放する、⑨流れに身を任せるのもよい、⑩辛い時こそ丁寧に自分をケアする、⑪自分を肯定してくれる人を大切にする

詳細は文献3, 4)を参照していただきたいが、この11の内容はすべて負の考え(エネルギー)をすべて肯定的に転換しているだけであり、特に「幸せとは…なんだ…」と改めて問うている訳ではない。当たり前の考えであるが、人生の節目に際している状況では、忘れがちになる11の内容である。そのため、どのような節目にあっていようとも、上記の11を実践すれば、やがて竹のようにすくすくと自分を成長させることができる道しるべともなる。幸運と幸福を呼び込む呪文(No.141)とともに、大切にしたい11のことである。

1) http://j-net21.smrj.go.jp/develop/nature/entry/2011090501.html (閲覧2016.2.24)
2) 出典不明
3) http://thoughtcatalog.com/sabrina-alexis/2016/01/11-ways-to-find-happiness-that-comes-from-within-because-thats-the-best-kind/ (閲覧2016.2.24)
4) http://tabi-labo.com/243059/way-happiness/ (閲覧2016.2.24)



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