題名:今日のお題は、「釜揚げしらすのこのタコ的な現象」
報告者:ダレナン
(No.2640の続き)
よわい53歳ともなれば、おのずと先は知れている。かつて未来を夢みていたものが、振り返ってみれば最近は過去ばかり。頭も固くなりろーがいする。精神もちょっとした言葉に敏感になり、これまたよわい(笑)。そして毎回のように同じフレーズを使うはめになるのだ。
僕;「ししおどしは、カッコーんやで」
そうだ。鹿威しの発する音は過去のものであり、その美引きは諸行無常の響きあり。サラ操縦の花の色だったかな、この続きはサラ・コナーやで~。映画「ターミネーター」(1984年)。
僕:「ででんでんででん。あいるびーばっく」
とぅりぷっぷだったユーリズミクスな1984年。その当時の僕の夢はスイートドリームスだったはず。マリリン・マンソンもその後に頑張ってたぞ。ただ、マリリン・マンソンのベストアルバムは、間違いなく、
マリリン・マンソン:アンチクライスト・スーパースター
になりますね。
やっぱ長いことアーチストすると、ある時点でピークを迎えます。マリリン・マンソンもそうですが、そんでもってイギリスのデヴィッド・シルビアン率いたバンドJapanのピークたるベストアルバムは、
Japan:錻力の太鼓
になりますね。Japan最後のアルバムですね。これで前回の執筆内容と見事につながりました(笑)。
そうしてよくわかる。アーチストだけでなく、自分もある時点でピークがあったことに。そしてそれからの人生記述はカッコーん。新しいNewよりも古いOldに記憶が引きずられてしまいまして、そしてこうも思うのです。
僕:「むかしの釜揚げしらすには、タコやその他の魚もよく混入していたなー。これを探すのが結構楽しみだったりしたなー」
ってね。だから、デヴィッド・シルビアンの名アルバム「シークレッツ・オブ・ザ・ビーハイブ」の選曲に「Ride」が入らなかったのは、釜揚げしらすのこのタコ的な現象によく似ているんじゃなかろうかと思う今日この頃であります。今日のお題は、「釜揚げしらすのこのタコ的な現象」
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