題名:ロブスターから学べること:ヒューマン編
報告者:ちょろりん
本報告書は、基本的にNo.1109の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
先の報告書にて、ロブスターを調べたところ、「天然 活オマールエビ」というキーワードが浮かび上がった。ロブスターは「馬鹿デカいザリガニ」であったはずなのに、エビである。そこで、これについて調べる必要性が生じた。文献1)からこれの謎を探ると、次のような文言があった。「オマールエビとは、アメリカ東海岸に主に生息する、大きな爪が特徴的な、大型の海老の仲間です。呼び方が少しややこしいですが、国内の業界では海外産の伊勢海老をロブスターと呼ぶため、それと区別するために、「オマール」と呼びますが、海外では「ロブスター」と呼びます」1)。この文言で、先の報告書で調べた内容が混迷を呈しつつある。この「天然 活オマールエビ」の調理後における特徴として、①プリップリの身、②濃厚なミソ、③手軽にゴージャス、であることは分かり1)、混迷は、濃厚と混ざり合うことで、間違いなく美味しくなるであろうことは予想がつく。さらには、その美味しさは、ヨルゴス・ランティモス監督による、「ロブスター」の初の英語作品としてスペシャル・プライスでの発売決定にもなりえるであろう2)。しかしながら、ザリガニとエビとの存在性の対決は、ロブスターにとって、心的には深い悩み(痛みのあるような)を、常にもたらしているに違いない。それは、人間社会の中で、人間の決めたルールの元で迫害される動物たちとしての2)、「ロブスター」という、ヨルゴス・ランティモス監督が映画で意図したテーマと同じ悩みへと繋がるのかもしれない。ロブスター曰く、「勝手に、分類されたくはない。俺は俺だ」。
文献4)によると、ロブスターには身体的な痛みがあることがすでに分かっている。ロブスターやカニやエビなどの他の甲殻類は、疼痛反応の基準をすべて満たすことから、少なくともロブスターは怪我を防ぎ、危険な状況を回避することを学びつつも、侵害受容器(化学的、熱的、および身体的傷害の受容体)を持ち、それらに対して、ある程度の意識を持つと考えられている。このことから、動物愛護の観点から、科学的にはすでに、ロブスターを傷つけること(例えば、氷の上でそれを保存するか、生きてそれを沸騰させること)は、身体的な痛みを与えることになり、これを避けるよう報告されている。いただく時は、「おいのちを、申し訳ないが、いただきます」と感謝しなければならない。その感謝は、時には人間もロブスターへと変身する必要性をも示唆しているかもしれない。そうすることで、ロブスターが常に持つ悩みも、人間(ヒューマン)的に共有することができ、ロブスターがヒューマンに対して抱いている不満も、少しは解消されるであろうか。
図 着ぐるみ ロブスター5)を一部切り取り
途中から、記述が、混迷して、大いに悩んだ。そのことから、てへへー、ロブスターなのでーすっ(図)。と、おねーさんにめんじて、ゆるちてほちいの、でっす。と、じゃじゃーんと、読者のこころをはさんだじょー。
1) https://item.rakuten.co.jp/nihonkatu/10000060c/ (閲覧2019.3.12)
2) https://www.amazon.co.jp/ロブスター-スペシャル・プライス-Blu-ray-コリン・ファレル/dp/B077JJHQQF (閲覧2019.3.12)
3) https://cinema.kamuin.com/entry/The_Lobster (閲覧2019.3.12)
4) https://www.thoughtco.com/do-lobsters-feel-pain-4163893 (閲覧2019.3.12)
5) https://item.rakuten.co.jp/monorogu/sz2862/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_103_1_10000645 (閲覧2019.3.12)