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題名:人生における周期 -9-
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.558の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 報告書のNo.558では春夏秋冬理論に基づき、春3、夏3、秋3、冬3の12という数字でもって、人生の周期を捉えた。しかしながら、もうひとつ人生の周期において重要な数字がある。それが9である。ダン・ミルマン氏による著書「[魂の目的]ソウルナビゲーション -あなたは何をするために生まれてきたのか-」1)によれば、人生には循環の法則があり、1から9の基本数でもって人生に影響を与えている。そして、その周期の各年のエネルギーは、「種蒔き、生長、発育、収穫、そして、新しい周期に備えた畑の準備」と考えることができると解く。その著書の、その章の冒頭には、ネイティブ・アメリカンのスー族のメディスンマンであったブラック・エルク氏と思われる言葉が引用されている。「宇宙の力学は、とかく円を描き、万物は丸くなろうとする。天空は丸く、そして地球も、さざめく星たちもまた、球体らしい。風は、力が凝縮すると竜巻となり、鳥は丸い巣を作る。何もかもが同じ法則に支配されている。太陽も月も丸く、その軌道も円を描いて昇っては沈んでいく。季節さえ、次々と移り変わって大きな円を描き、元いたところへ必ず戻ってくる。人の一生も子供時代から始まり、再び生まれ変わって子供になる。エネルギーが動くところ、あらゆるものに円の原理が働く。」1)。まさにその通りかもしれない。そのため、ダン・ミルマン氏が解く人生の9年周期も、科学的な証明はなくとも、経験則からあながち間違いではない可能性も大いに有り得る。
 そのミルマン氏の著書によれば、現在の自らの周期がどこに位置しているかを確認できる。例えば、本報告書の20年前に生まれた人を仮定し(1997年12月22日生まれ)、その人の誕生数は、と言えば、

1 + 9 + 9 + 7 + 1 + 2 + 2 + 2 = 33
3 + 3 = 6

となり、一桁になるまで数字を足し算すると、この人の誕生数は6となる。そして、この人の2017年での周期を計算すると、先の誕生数の西暦を2017に変更して、

2 + 0 + 1 + 7 + 1 + 2 + 2 + 2 = 17
1 + 7 = 8

となる。すなわち、この人は6で生まれ、現在は8の数字を持つこととなる。その数字の意味については、1:創造と自信、2:協力とバランス、3:表現力と感性、4:安定とプロセス、5:自由と訓練、6:理想と受容、7:信頼と開放、8:豊かさと力、9:高潔さと知恵、となる1)。1が周期の第一年にあたり、種蒔きと新生の年とすれば、3が種子が地面を突き破って出る年、8が豊かな報酬と実りを受け取る年、のような特徴があり、その各年の周期の内容については詳しくは文献1)を参照していただきたいが、これを生まれた年からの表で起こすと、人生の9年周期が意外と確認できる。やはり、人生は、円の原理が働いている。

1) ミルマン, D: [魂の目的]ソウルナビゲーション -あなたは何をするために生まれてきたのか-. 徳間書店. 2001.



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