題名:夢に向かって走るランナーとしての正しい行いを、イモづる的に掘りあてる例示
報告者:エゲンスキー
栄光に向かって走るには、あの列車に乗ればよい。その列車とは、「TRAIN-TRAIN」であり、THE BLUE HEARTSというバンドに他ならない。その一方、夢に向かって走るには、頑張ればよいのか。夢に向かって走る列車は、どこにあるのか。しかしながら、その列車はなく、その頑張りは、基本、科学的にはアウトとされる1)。「頑張りを~、す~るなら、こういう具合にしやしゃんせ~。アウト! セーフ! よよいのよい!」で、まさに、アウトとなる。それをセーフとするには、”こういう具合”が大事となる。その“こういう具合”とは、心に効く7つのフレームワークによって示唆される。①目標を小さく刻む、②コミュニティ、③重要性を認識する、④簡単にする、⑤ニューロハックス、⑥夢中になる、⑦ルーチン化する、である2)。この中でも、①に関しては、最も大事な”こういう具合”となる。そこでは、大きな夢ではなく、小さなステップに注目することを進めている。これがアウトではなく、セーフへと導かれる秘訣である。そして、目標を小さく刻み(短期目標)、それを実現することで、快楽を味わい、夢を実現する確率も高まることが、ショーン・ヤング博士2)によって立証されている(ここで、ショーン・ヤングとすると、映画「ブレード・ランナー」のレプリカント レイチェル役の女優さんが思い浮かばれることから、シーン・ヤング博士とした方がよいかもしれない。が、文献1)ではショーンとあるために、ここでは、博士の上の名の日本語表記をそのままショーンとしたい)。この目標を小さく刻む例として、文献2)では登山、そして頂上への梯子で持って示されている。「山のことは忘れろ。頂上にたどり着くことを頭から消すのさ。先のことを考えたら駄目だ。目の前の梯子で次の一方を進むことだけに集中するんだ」と伝え、「何かを成し遂げるには、ゴールを夢見たり、不安を感じたりするのを一切やめて、目の前に集中すればよい」ことが、この登山場面における類似としてあげられている。すなわち、この登山と同じく、大切なのは正しい一歩を見つけ、実行することが2)、夢に向かって走るランナーとしての正しい行いに他ならない。筆者が思うところの例を示すと、山形県の出羽三山にある羽黒神社には、参拝するまでに表参道石段2446段の階段があるが3)、参拝への「なし遂げる力」を得るには、そこまで登る身体・精神能力が明らかに必要となる。しかしながら、正しい一歩(行い)を繰り返し、2446段を登ることができれば、必ず参拝できる。神社では、古修験道の山として信仰でもって、パワースポットも拝める5)。この一段一段の歩みが、参拝という夢に結び付く。また、別の例示として、映画「ブレードランナー」は、映画「ブレードランナー 2049」として続編が作成されたが、そこに登場するレイチェルのシーンはCGで映像的にはたったの2分であるも、その製作期間はゆうに1年を超える5)。この1年は、イモ掘りも同じであろう。イモをつくるには1年かかるも、収穫までの少しずつ行いによって、レイチェルさんも見事なイモが掘れた(図)。まったくもって、同じランナーとしての正しい行いが、検索で掘りあてるとイモづる的にそこかしこに存在するよい例示ともなる。
図 レイチェルさん6)
1) https://toyokeizai.net/articles/-/273116 (閲覧2019.4.2)
2) ヤング, S: UCLA医学部教授が教える科学的に証明された究極の「なし遂げる力」. 東洋経済新報社. 2017.
3) https://www.travel.co.jp/guide/article/3107/ (閲覧2019.4.2)
4) https://theriver.jp/rachel/ (閲覧2019.4.2)
5) https://www.gizmodo.jp/2017/10/bladerunner2049-replicant.html (閲覧2019.4.2)
6) https://www.youtube.com/watch?time_continue=42&v=vwgY_10tPhk (閲覧2019.4.2)