題名:今日のお題は「灯台というキーワードならば、この映画」
報告者:ダレナン
(No.2650の続き)
前回、映画「不灯港」についてれぶーした際につい”画像のショット”という表現を使った。これが正しいのか道かは別にして、明らかに読んでもないのに蓮實重彦ちゃんの本「ショットとは何か」に影響されたからだろうか。
って、影響ですよ(笑)。なんてったって蓮實重彦ちゃんは、「1936年、東京生まれ。映画評論家、フランス文学者。60年、東京大学文学部仏文学科卒業。65年、パリ大学大学院で博士号取得。東京大学教養学部教授を経て、東京大学第26代総長。映画雑誌「リュミエール」の創刊編集長も務める。77年、『反=日本語論』で読売文学賞、83年、『監督小津安二郎』(仏訳)で映画書翻訳最高賞、89年、『凡庸な芸術家の肖像』で芸術選奨文部大臣賞、2016年『伯爵夫人』で三島由紀夫賞をそれぞれ受賞。」(1)という経歴の持ち主。そりゃー蓮實ちゃんーの言葉をちゅっとでも引用すれば、「俺も頭よくなったんじゃね」って思える次第です。なお、蓮實ちゃんのショットの詳しい解説はこちらをご参照ください。最近、読んでも難しい言葉は頭に入らない上に、理解できないため、ここではショットをショットバーのショットとは違う意味で捉えて頂ければなーって思います(笑)。
僕;「ただいま、だいぶ値段で悩んだ末に、氷結無糖レモンNewを飲んでおります(笑¥)」
その度数7%につきほどほどショットなやつです。で、話を戻しまして、本「ショットとは何か」のサンプル部分(笑)を読めば「ショットという言葉は、映画の用語としては、単一のカメラによって連続撮影された、切れ目のないひと続きの画面、ないしは フィルム断片。」とのこと。だから、あながち間違ってはいないのかな~と思っております。で、なにが言いたかったかと申しますと、「不」「灯」「港」ゆえに東大もとくらしという総長なわけではありませんが、映画「不灯港」には同大は出てきません。ましてや東大も兄弟も出てきません。出てくるのはふとしたことで共に暮らし始めたワケあり美女、美津子。彼女は、ダイアモンド☆ユカイな男性に結局は魅かれ、38歳の主人公の万造が美津子に全力で「好きだと」告白しているにもかかわらず、美津子はやはり都会的な男性に魅かれてしまう性分なのか、赤いほっかむりを丁寧にたたんで、万造から去るというものです。終わってからその後戻るのかどうなのかは映像では示してませんが、これ以上ネタバレするとよくはないので、気になる方はまずは映画「不灯港」を見てください。
ただし、です。もし灯台が重要な映画のキーワードと思う方は、映画「不灯港」よりも映画「悪人」を見てください。この映画「悪人」では、妻夫木聡、深津絵里、満島ひかりの3人がとてもいい演技をしています。ほんと灯台というキーワードならば、この映画です(笑)。今日のお題は「灯台というキーワードならば、この映画」
僕:「灯ってるで~、悪人が」
(1)https://www.webchikuma.jp/category/kodawari
…「ショットとは何か」の品への案内は、こちらになります。 地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。