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題名:今日のお題は、「極意が得意になればすごくいい」
報告者:ダレナン

(No.2251の続き)
 新田たつお氏によれば、執筆の極意は「仕事は朝の10時から始めるが、1日5枚のノルマを果たしたらおしまいにする。サラリーマン以上に規則正しい生活を送る毎日」(1)とある。また、村上春樹氏もこう述べている。「長編小説を書く場合、一日に四百字詰原稿用紙にして、十枚見当で原稿を書くことをルールとしています。…中略…もっと書きたくても十枚くらいでやめておくし、今日は今ひとつ乗らないなと思っても、なんとかがんばって十枚は書きます。…中略…だからタイム・カードを押すみたいに、一日ほぼきっかり十枚書きます」(2)とある。
 なんでもこなすにはそうなんだろう。自らノルマを決め、それを毎日こなすこと。それが極意だ。極意が得意になればすごくいい。そういうことだろう。今日のお題は、「極意が得意になればすごくいい」だ。なんていいお題なんだ(笑)。
 というわけでなるべく毎日執筆するように心がけている。心のネクタイを首からかけるわけだ。そうすれば、ビシィ!!(3)っと決まる。

 それはまるで映画「鉄道員(ぽっぽや)」のようにも見える。
 だからそこ高倉健なのだ。降旗康男なのだ。順子さんはこの状態を模してアマゾンでこう述べている。

「最後は、雪の中に倒れ伏し、人生を終えた鉄道員。雪が覆う。このような生き方、死に方をしたいと思ったのは何故だろう。ひたすら高倉健が、かっこいい。悲惨な死に方だが美しい死に方でもあった。日本人の美意識に通じるものがあった。高倉さん、ありがとうございました。」(4)

 そのレビューはネタバレに違いない。ただし、順子さんの熱い思いは、5つ星のうち5.0。高倉健に華ありて。なのだ。

「ネタバレしたっていい。私の熱い思いをここで書きたいの。高倉健に対する熱い想いを書きたいのよ。いいでしょ」

 そう叫んでいる順子さんの声が聞こえるかのようだった。そしてここまで執筆すると猛烈な眠気に襲われた。10枚どころか、5枚も執筆でけてない…

(1) 週刊漫画サンデー編:「静かなるドン」完全データブック
(2) 村上春樹:職業としての小説家
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(4) https://www.amazon.co.jp/鉄道員-ぽっぽや-DVD-高倉健/dp/B00005Q8DM



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