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題名:壁ドドドドンに伴う心の穴の修理方法
報告者:トシ

 壁ドンにはいくつかの意味がある。分類すると文献1)より、4つの行為としての壁ドンがあるが、ここ最近で最も壁ドンの意味として定着したのが、恋愛における壁ドンであろう1)。そのよくあるパターンが、男性が女性を口説くパターンとなるであろうか。女性が男性に対してする壁ドンは、逆壁ドンともいわれているが1)、このパターンは先のパターンと比較して頻度は少ない。いずれにせよ、手を壁にドンとして、後ろに退けない限られた空間内に口説きたい対象者を押し込めて、心理的にも追い詰めるのが壁ドンの持ち味である。この際に重要なのは、やる側とやられる側に互いにある程度の合意が含まれていることであり、その合意を有効に表面化させる手段としての壁ドンは、心にも響き、やがて胸キュンへと移行する。図に咲坂伊緒氏の漫画「アオハライド」に出てくる壁ドンのシーンを示す3)。まさに胸キュンである。ただし、この壁ドン効果が最も有効になりやすいのは、壁ドンをやる側のクオリティに一存する。すなわち、イケメンである。想定としてはGacktさんのようなイケメンに壁ドンされ、「Vanilla」4)の如く、愛してもいいかい? あるがままでいいよ といわれると、まさしくバニラもとろける勢いである。
 このようにして壁ドンのイケメンによる効果は絶大であるが、通常の壁ドンは、壁ドドドドンのように、

図 「アオハライド」に出てくる壁ドンのシーン2)を一部改図

胸キュンたる心の崩壊でなく、実際に壁が破壊してしまうことが現実である。例えば、ボールが当たったり、パンチや頭突きのように何らかの破壊工作が生じた際に、壁がドドドドンと穴が開く。場合によっては、壁ドンする前にすでに心が崩壊して、その心の崩壊を穴埋めしようと怒りとともに壁にパンチや頭突きをすることに伴って壁に穴が開く。その時、心の穴が埋まらないばかりでなく、気づくと壁に直径10cm大の穴が開いていることもしばしばある。後になって、その行為を後悔するも、リフォームの対象となる穴がドドドドンでやや大きい場合に、その修理費用を考え、よけいに落ち込む。その時は、自らが壁リフォームの達人として気分を一新しなければ、壁の穴がふさがらない。壁の穴がふさがらないことには、心の穴もふさがらない。
 そこで壁ドドドドンに伴う修理方法を探すと、Youtube4)にはその方法が示されている。近年では大幅なリフォームでなければ、素人でもできる方法があり、壁ドドドドンでも、家庭化学の「石こうボード穴埋めパテセット ホワイト 400g」などを使って壁の穴をふさぐことができる。これで少なくとも実際の壁の穴はふさぐことができる。同時に「石こうボード穴埋めパテセット ホワイト 400g」で心の穴も修理できる(ふさげる)ことをも期待したい。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/壁ドン (閲覧2017.8.21)
2) http://girlschannel.net/topics/161469/ (閲覧2017.8.21)
3) https://matome.naver.jp/odai/2140453552383694101 (閲覧2017.8.21)
4) https://www.youtube.com/watch?v=yb83fmI47KQ (閲覧2017.8.21)
5) https://www.youtube.com/watch?v=aPMhOkmIy8k (閲覧2017.8.21)



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