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題名:超越特異點における鯖缶数の鯖析函數化
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1162の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 その論文の文頭には、こう記してある。「ω=f(z)は回+∞において有理型,z=∞を眞性特異點とする.今逆函数z=ψ(w)がω=の上に超越特異點Ω有するものとし,9の,ωρ近傍に相當する分枝z=ψ⊿(ω)の値域を⊿で表わすとぎ,もし⊿が單連結であるならば,切=f(z)は⊿において,開圓板|w-ω1ρ内の各値をこの中の高々一つを例外とすれば必ず無限同とるという結果を以前にAhlforsの被覆面の理論を用いて證明した.」。ただし、正確に伝えると、ここで示した文頭には相当な部分で文字の誤りがある。正確な内容に関してはその論文1)を見ていただきたい。その論文の著者は、名古屋大学名誉教授でもあった能代清博士その人なるも、博士はすでに他界している。ただし、その経歴2)からすれば、かつて日本の数学界をけん引した人の一人であることは疑いようがない。したがって、この文頭には論文題名にあるように「鯖析函數の超越特異點について」という内容でもって、重要なことが示されているのであろう。ただし、この題名も、実は文字の誤りが認められる。まず鯖析函數はない。正確には解析函数であり、今の記述では解析関数となる。超越的特異點も、超越的特異点となる。よって、論文題名は「解析関数の超越的特異点について」となる。では、なぜこのような文字の誤りが生じたかと問えば、能代清博士のこの論文は、昭和22年5月時点のものとなる。そのことから、かなり古い漢字で印刷され、その印刷の状況、および、旧漢字体によって誤変換され、ネット上のpdfの題名が、「鯖析函數の超越特異點について」となった。先の報告書のNo.1162に基づき、「鯖 超越」として調べると、能代清博士の論文が筆頭となる。ここで、初めて鯖と超越の間に関係が見出され、鯖缶数は、実は、鯖関数ともつながりを持って眺めることができる。鯖缶数とあるように、今、鯖缶が超越的にブームである。その理由を探ると、魚缶という使い勝手のいい商品が発見され、鯖缶だけではなく、鰯缶といった、今まであまり料理の素材として使われていなかった魚缶の料理が人気になっていることが分かる3)。その勢いは、クックパッド社のデータに基づけば、鰯缶レシピの検索数が2015年から上昇し始め、2017年から急激に伸び、クックパッド社の6月の検索頻度は前年同時期と比べて、鯖みそ煮缶が約1.67倍、鯖缶が約1.59倍、鯖水煮缶が約1.55倍で、鰯缶は約1.45倍になっている現象が報告されている3)。鯖缶数だけではなく、いまや鰯缶数も伸びていることが理解できる。すなわち、 鯖関数をf(x)とし、鰯関数をg(x)とすると、料理として鯖関数を用いれば、水α+熱量βの導入でβ(f(x)+α)「伊藤食品 美味しい鯖水煮 食塩不使用」(図)でもって、f(x)が最大値となる。ただし、鰯関数g(x)に関しては、最大値不明。 と結論づけられようか。そのレシピはぜひ能代清博士から教わりたい。

図 鯖水煮缶4)

1) https://www.jstage.jst.go.jp/article/sugaku1947/2/2/2_2_142/_pdf/-char/ja (閲覧2019.4.25)
2) https://ja.wikipedia.org/wiki/能代清 (閲覧2019.4.25)
3) https://www.msn.com/ja-jp/news/money/日本人が積極的に「サバ缶」を食べだしたワケ-みそ汁からパスタ、炊き込みご飯まで/ar-AAzDvS3#page=2 (閲覧2019.4.25)
4) https://www.amazon.co.jp/伊藤食品-美味しい鯖水煮-食塩不使用-190g×24個/dp/B01MZXEC0Y (閲覧2019.4.25)



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