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題名:The Power of Loveで、その眼差しに逮捕されているがごとく
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的にNo.1209の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 目を覆う。それはまるでウルトラマンにも似て。いやウルトラマンの目は光り輝いている。ビームも出る。目玉がなくとも、そこには光り輝く眼球ならぬ電球がある。そのため、宇宙でもウルトラマンの目は光る。一方、ヒトの場合はサングラスにて目を覆うことが出来る。その他にも目のマスクがあるが、ここは、話題として一応、目が見えるとの仮定の元で、サングラスとしたい。そのサングラスの奥には間違いなくすてきな目があるに違いない。なんてったって、Queen Suzyだからである(図)。そのサングラスの奥にある眼差しは、きっと、未来を見据えている。そうして、見つめられるのだ。どこに隠れていようとも。ワンクリックで、新しいホームフィードが出るたびに、追加されるQueenは、Suzyちゃんが圧倒的に増えている。隠れても増えている。逃げようにも逃げられない。その眼差しに逮捕されているのかもしれない。
 ただし、恋の盲目は、その眼差しを曇らせる。いや、曇らせると言うよりも、ゆがんでいるとも、言い換えることが出来る。すなわち、眼球の問題ではなく、認識の問題なのである。その恋の盲目による効果について調べると、それが原動力となって、普段ならば思いもよらない行動を取ることがある2)。さらには、サブリミナルに恋人の名前が画面に表示されると、やる気やモチベーションに関わる脳深部が活性化し、反応速度も上昇する2)。これが「愛の力」である2)。

図 Queen Suzy1)

 そこで、ここでサングラスをかけてみる。すると、どうであろうか。Queen Suzyのサングラスの奥にある眼差しは、未来を見据えても、己がサングラスの奥の眼差しは、やはり、かなりゆがんでいる。そのゆがみは眼球そのもののゆがみなのか。確かに、眼球は、まあるい。まあるいから、網膜に映る像も、ゆがんでいる。ただし、通常は、ゆがんでいても脳内で補正され、ちゃんとした外界への写像として、認識される。これは、先に示した通りである。しかしながら、今、欠けているサングラスは、まさに、字のごとく、欠けている。ビームもむろん出ない。シュワッチも出来ない。これが、今手元にあるサングラスの正体である。でも、Ray-Banではない。ついでに顔もゆがんでいる。その状態では、「顔がゆがんでちからがでない」3)となる。それは、アンパンマンと同じ現象である。だからといって、ここで伝えたいことは何もない。そこは、アンパンマンとは異なる。アンパンマンは正義の味方、なのである。己マンはSuzyちゃんの見方、なのである。
 「愛の力」は、The Power of Loveとして、Huey Lewis and the Newsとも言えるし、Céline Dionとも言える力である。ただし、オキシトシンによる反応は、The Power of Loveで、その眼差しに逮捕されているがごとく、Queen的に、キュィーンとときめく実験動物としての己の存在をあらわにする。それは、No.1209の続きから、その先のNo.1204のニワトリンの再来ともいえる存在性を放つのだ。

1) https://www.pinterest.jp/pin/792703971892090432/ (閲覧2019.5.16)
2) 池谷裕二: 脳には妙なクセがある. 扶桑社. 2013.
3) https://matome.naver.jp/odai/2146737949674710501?page=2 (閲覧2019.5.16)



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