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題名:今日のお題は、「楽曲「Wの悲劇」の比較考察3」
報告者:ダレナン

(No.2576の続き)
それでは総合考察と結論をどーぞ。

5. 総合考察
薬師丸ひろ子、中森明菜、池田エライザの「Wの悲劇」には、それぞれの個性とアプローチの違いが明確に現れている。薬師丸ひろ子の歌唱は控えめでありながらも感情の深さを感じさせ、中森明菜のバージョンはより劇的でドラマティックな表現を見せる。池田エライザは、新しい時代に合わせた現代的な解釈を加え、楽曲に新たな命を吹き込んでいる。

彼女たち三者の歌唱は、それぞれの持ち味を活かしつつ、同じ楽曲を異なる角度から見つめ直すことを可能にしている。各バージョンを通して、楽曲「Wの悲劇」が持つ普遍的なテーマ—人間の内面的な葛藤や悲劇—が多様な形で表現され続けていることが明らかとなる。

6. 結論
楽曲「Wの悲劇」は、薬師丸ひろ子の原曲を基にしながらも、中森明菜や池田エライザの解釈によって、異なる魅力を持つ作品へと進化している。それぞれの歌唱における個性と表現の違いは、楽曲そのものの普遍性と豊かさを再確認させるものであり、異なる世代のアーティストが共通の楽曲を通じて新たな表現の可能性を探求していることが示される。

 よーし、総合考察でばっちし、なんともはや分かりやすい。これによると@gomachan2010さんは新し時代と現代的に納得がいってない。そういうことになる。
 この@gomachan2010さんの「厳しいですが原曲薬師丸ひろこさん、カバーされた中森明菜さんに遠く及びません。雰囲気だけは伝わりますが、また聴こう、とは思いません。」のコメントに対してなんと6件もの返信がある。「思い出補正入ってませんか?」とか「「昔はよかったオジサン」と同じ感じ」とか。
 アマゾンで Wの悲劇を検索すると、どうやら平井堅さんや徳永英明さん、辛島美登里さん、宮本浩次さんなどもカバーしているようだった。
 ゆえに、結局のところすごいのは作詞:松本隆と作曲:呉田軽穂(松任谷由実)(1)なんだろう。すげーや。ユーミンは。
 で、(1)にはカバーした人のリストがあがっていた。その数ざっと23。Wの悲劇だけでアルバムになるぞ(笑)。ちなみに池田エライザさんのバージョンは「風街に連れてって! 」(画像)に収録されております。

(1)https://ja.wikipedia.org/wiki/Woman_”Wの悲劇”より
(2)https://www.amazon.co.jp/dp/B091VT8FMH



…「風街に連れてって!」の品への案内は、こちらになります。


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