.

題名:永遠の健康と永遠の美容
報告者:ちょろりん

 永遠の健康と永遠の美容を手に入れることは、人の永遠の希望である。ただし、永遠に年をとらない人はいない。人も生物である以上、それはやむを得ない。年をとることは、永遠の健康と永遠の美容が手に入らないことをも意味する。しかしながら、唯一、生物であっても年をとらない方法が一つある。それが、現在ではまだ完全な実用化がされていないコールドスリープ1)である。日本語では、人工冬眠や冷凍睡眠などと言われている技術である。現時点では、医療の現場で人が冬眠状態でいるのは、約1週間が限界であるとされ2)、その冬眠の約1週間で健康と美容がどのように変化するかは分からないが、少なくともその1週間は生体の活動の進行をおくらせることができる。医療の現場でも、その生体としての活動の進行を遅らせることを目的にこの技術が適用されている。
 宇宙もののSF映画などにて頻繁に目にするコールドスリープであるが、これが仮に1カ月、1年と長い期間で冬眠ができるようになれば、その期間における人としての活動は行えずとも、目覚めた時には、年をとっていないであろう自分が実感できる(はずである)。
 冬眠に関する日本の研究者の第一人者は、近藤宣昭博士3)になる。その氏のシマリスの冬眠の研究によると、冬眠すると寿命が延びることが明らかであり3)、この技術が人で応用できれば、寿命が延び、かつ、健康と美容も保たれることになろう。ただし、コールドスリープ技術の発展も含めて、人の冬眠が完全に実用化されるまでには、まだ先が長い。そこで、なんとかして現在の技術・方法で、できるだけ現在の健康と現在の美容を留めたいと思うのは、誰しもが願う希望である(に違いない)。
 現在でも可能な年をとらない現在の技術・方法は、やはり習慣にあるようである。吉川敏一博士4)によると、①赤い食べ物、②食物繊維、③大豆、④鉄分、⑤健康診断、⑥ウォーキング、⑦真っ暗で寝る、⑧紫外線、⑨おおらか、これら9つのキーワードが、年をとらない習慣において重要になる。詳しくは文献4)を参照されたいが、この中でも①、②、③、④は食べ物に関することであり、食べ物は所謂体の基となるために、現在の健康と現在の美容を留める際に非常に大事であることがよく分かる。しかしながら、食べすぎもよくはなく、その適度さが難しい。さらに、「健康と美容のために、食後に一杯の紅茶」なる銀河英雄伝説的な暗号もあり、最終的に手に入れる永遠の健康と永遠の美容の技術・方法は、個人の判断に委ねられる。そうは云えども、この手の情報に敏感である芸能界での対策を覗いてみると、何か得られるかもしれないと考えた。すると、

生酵素 222種

が目についた。これが永遠の健康と永遠の美容の近道なのであろうか。レビューの数もはんぱねぇー。

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/コールドスリープ (閲覧2016.6.20)
2) http://karapaia.livedoor.biz/archives/52175319.html (閲覧2016.6.20)
3) 近藤宣昭: 冬眠の謎を解く. 岩波書店. 2010.
4) 吉川敏一: いくつになっても年をとらない新・9つの習慣. 扶桑社. 2015.



…「いくつになっても年をとらない新・9つの習慣」の品への案内は、こちらになります。


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。