題名:今日のお題は、「恥ずかしいぐらいにバーホーベン」
報告者: ダレナン
(No.2682の続き)
最近全くというぐらいにNo.2682に続いていない、この続きもので、告白するとこのたび「恥ずかしいぐらいにバーホーベン」してしまいました。なので、今日のお題は、「恥ずかしいぐらいにバーホーベン」。
バーホーベンというと、なぜかバーで方便してしまう感じですが、でも執筆していた”方便”ってなに?って思いました(恥)。そこで調べてみますと、次の3つも意味があるようです(1)。
1. 仏教において、衆生を教え導く巧みな手段や、真実の教法に誘い入れるために仮に設けた教えを意味する仏教用語。
2. 目的のために利用する便宜の手段。手立て。「嘘も方便」などの用法がある。
3. 都合のよいさま。多くは「御方便」という形で用いられる。
ここでまさか仏教が出てくるとは思いもしませんでした。もしかしてもしかすると、真実の教法に誘い入れるために仮に設けた教えが題名「恥ずかしいぐらいにバーホーベン」かもしれません(笑)。で、バーホーベンといいますと映画通の方ならすぐにわかるかと思いますが、そうオランダ出身の監督のポール・バーホーベンです。ロボコップ、トータル・リコール、氷の微笑、スターシップ・トゥルーパーズと過去の作品名からもわかりますが、とても有名な監督です。でも、今の今まであまり監督として注目していませんでした。が、先ごろバーホーベン監督の映画「インビジブル」をみたわけです。透明人間という好きなプロットが輩としてもちろん過去にも見たような記憶があるのですが、なぜかあまり覚えていませんでした。
そこで、今回じっくり見てみると、2000年の作品にも関わらず、「結構CGの出来が絵食いやん」って思いました。で、しかもです。バーホーベン監督曰く、この映画「インビジブル」に対して「2000年の『インビジブル』(原題: Hollow Man)では「スタジオの奴隷になった気がした」と振り返り、「空っぽな (Hollow) 作品だ」とまで評している」(2)ようです。「おもろかったけど、そーなんや」と思うた次第です。バーホーベン監督よっぽどハリウッドに懲りたんやな。
で、そこで、です。この次の作品はなんだったのかと調べてみますと、「その後はオランダに戻り、2006年の『ブラックブック』は25億円をかけたオランダ映画界始まって以来の大作となったが、オランダだけでは資本調達ができずフランス、イギリス、ドイツ資本からも資金提供を受けた。アメリカ時代の反省から、VFXを一切使わずに撮影されている。」で、
僕:「きっと、すげー映画やん。この「ブラックブック」って」
と思ったにも関わらず、VODなし(悲)。
(1)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B9%E4%BE%BF
(2)https://ja.wikipedia.org/wiki/ポール・バーホーベン