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題名:鼻くそはなぜできるのか?から食べる?へ
報告者:トシ

 鼻くそはその名の通りで、鼻の糞である。かといって、便のような糞とは異なり、食物のカスである排泄物とは異なる。そこで、この鼻くその正体について調べると、文献1)ではこのように記載されている。

鼻くそ:ごみのかたまり

どうやら吸い込んでいる空気から鼻の中についたごみが、鼻くそとなるようである1)。それでは、鼻くそがごみと判明した時点で、今度ははたして食べても良いものなのであろうか? という疑問が湧く。人によっては小さい頃からの習慣で鼻をほじって、つい鼻くそごと口に運んでしまう方もいるかもしれない。筆者は、どちらかというと、鼻が弱く、鼻たれ小僧であったために、鼻くそを口に運ぶ習慣よりもむしろ服の裾がカペカペであったが、いわゆる鼻くそを食べる人も幼い頃にはよく見かけた経験がある。大人になってからは、そのような癖を持つ人はさすがに見かけなくなったが、それでも習慣とは恐ろしいもので、ついうっかり誰も見ていないであろう人前で食べなくとも鼻をほじることもあるであろう。同じように、貧乏ゆすりも大人の癖のうちの一つとして、誰も見ていないであろう所で、ふと、している…、と見かけることもしばしばある。カペカペの袖は、筆者も含めて、さすがにない。その鼻くその成分を調べると、2つに大別され、

①大気中のホコリに含まれる成分 ②鼻腔内の血管から染み出てくる浸出液

である2)。このうち、鼻くそのしょっぱさに起因する成分は、②である。②の中の浸出液の血液に由来する塩分を感じることが、しょっぱいとなる2)。この若干の塩味が、鼻くそのうまさを引き立てているようである。しかしながら、①の成分から鼻くそは決して体によいものではない。塩分によってうまさを引き立てているものの、そこはポテトチップスなどとは異なることは、周知すべき事実である。
 ここでさらに気になるのが、最大の鼻くそはどれぐらいであろうか? という疑問である。何日も丸めると相当な大きさになると思うが、正確な世界最大の鼻くそは公式には記録されていないようであった。しかしながら、調べると、ココアピーナツを主体として、朱鷺、秋田犬、ヒグマ、いのしし、ウミガメなどなど、その当地での様々な動物の鼻くそのお菓子があった。その様々なパッケージは文献4)を参照されたいが、ここでは「ヒグマの鼻くそ」のパッケージとお菓子を図に示す。これなら遠慮なしに食べられる。

図 「ヒグマの鼻くそ」4)

1) https://kids.gakken.co.jp/kagaku/110ban/text/1279.html (閲覧2017.3.29)
2) http://xn--y8j2a2702e.com (閲覧2017.3.29)
3) https://jp.pinterest.com/valign/%E9%BC%BB%E3%81%8F%E3%81%9D/?lp=true (閲覧2017.3.29)
4) http://www.yukawanet.com/archives/4757394.html (閲覧2017.3.29)



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