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題名:今日のお題は、「ふがいNASAしか思いつかない」
報告者:ダレナン

(No.2316の続き)
 そして夢を見た。「今夜は楽しい夢を見るとしよう」と思って就寝したも、あいつらの夢だった。なんてこった。畜生。ただ、パワ・ハラーのモンスターらの神ではなく加味はなく、髪もなくのあいつの輩のただの夢だった。
 退社して1年と7か月。なかなか消えない。消えてゆくのは口座のお金(悲)。そこで今朝、妻の成美に来年の就職へのステップとしてアルバイトかパートでもしようかと思うことを伝えた。
 奴らの夢はまだ見ても、以前よりも体調もよく、執筆上の呪い(笑)も幾分消去されつつある。楽しくない夢は見たくはないが、こればかりは無意識。なので、たぶんそれが亡くなるまでには時間の経過を待つしかない。時間が奴らの存在を亡くしてくれる。
 昨日の前世療法をもっかいして、ちゃんと僕の前世を確認しよう。そう思えた。奴らとのなにかはなにかにつながっているのかもしれない。それがわかれば、その関係性を断ち切ることもできるはずだ。
 ただ、今の僕の状態でも次のステップに踏み出せそうな感じもした。週2、3回で数時間程度の軽い業務ならたぶん大丈夫だとも思えた。このことを伝えたら、妻の成美は「いいんじゃない。でも、無理しないでね」と言い残して仕事に出かけた。
 何も働かず、ひも状態の僕に、僕自身がふがいなさを感じた。ふがいなさってどんな漢字だったかな?
 この前、映画「ファースト・マン」をみたので、ふがいNASAしか思いつかなかった。今日のお題は、「ふがいNASAしか思いつかない」にしよう。 

ファースト・マン:人類史上初めて月面を歩いた男の壮大な旅路を綴った臨場感あふれる伝記ドラマ。『ラ・ラ・ランド』のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングが再タッグを組んだ意欲作。60年代の技術をリアルに再現し、月へと向かう衝撃と緊張を描写する。

これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、(パワハラにて退職した)人類にとっては偉大な一歩である。

 きっとそうでなることを信じて、アルバイトとパートの情報を調べた。
 かつていくつかのアルバイトの経験はあった。コンビニ、ファミレス、カレー屋、鉄工所、などなど。
 でも、今と違い若い時なので、失敗してもゆるされた。社会も寛容な時代だった。
 でも、今は違う。失敗すると怒号が飛ぶ。特に年いった僕は、動きも緩慢だ。だから、できるだけ年齢の高い人でも可のところを選んだ。
 情報誌のいくつかのところをチェックし、すぐに連絡しようかと思ったが、妻の成美に確認してもらってからでも遅くはない。そう思い、3個所ぐらいのところに印をつけた。もちろん業界も業種も1年と7か月に勤めていたものと完全に異なるものを選んだ。きっと関連する業種だとパワハラでのフラッシュバックがよみがえる。それはできるだけ避けたかった。
 そう思うと僕はほとほと厄介な人間になったように思えた。



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