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題名:悪夢の正体
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的に No.1971の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 ウィリアムなのにバロウズ氏、そして僕の頭の中は、夢とともにまたもやJGで、バラードしていた。極上のバラードでのクラッシュだった。まるで、それは、ロンドン・コーリングそのものだった。
 果たして破綻して、ここで親切な方ならこういうだろうか。「その、「僕の頭の中が睡眠虫で満たされ、」ているあなたは、間違っています。そのポスターは裸のランチではなく、クラッシュですよ」と。そして、罵倒な方ならこういうだろうか。「こいつ、幻覚でも見てんじゃねーの。睡眠虫って、こいつの頭ん中、本当に虫わいてんじゃねーか。そのポスター、明らかにクラッシュだろ、クラッシュ」ってな感じに。でもね。しかしね。ここでも間違えていたことに、わたしは気づいた。CrushとClash。しかも、TheがつくClashだった。せめてコクトー・ツインズでありたい、そう願った。こっちは間違えてないはずだ。いや間違えていた。過去形だった。あまりにもテキトーに記述しすぎて、何のことか分からなくなりそうだった。こんなの、睡眠虫がわいているやつに、何をほざいているのか、分からないと思えた。そこで、わたしは解説したい。

裸のランチ:映画はデヴィッド・クロネンバーグ監督によります。一応原作はウイリアムズ・バロウズ。一応としたのは、ややクロネンバーグ監督によってこれが見事に脚色されているからです。でも、クロネンバーグ監督へのバロウズ氏への愛はこうして結実しているのですよ。「1961年にトロント大学へ入学。当初は生化学・生物学を専攻するも、翌年英語・英文学に転部。在学中に短編小説で賞を受けるなど文才を発揮するが、小説という分野ではかねてより敬愛していたウィリアム・S・バロウズやウラジーミル・ナボコフなどの作家に及ぶことはできないとして、作家の夢は断念」1)。
クラッシュ:映画はデヴィッド・クロネンバーグ監督によります。原作はJG・バラード。昔、読んだなー。
The Clash:1976年-1986年にかけて活動した、イングランド出身のパンク・ロックバンド。パンクか、思い出すな―、God Save The Queen。
Cocteau Twins:1979年から1997年に活動したイギリス、スコットランドのロック・バンド。ギターにRobin Guthrieがいて、アメリカ合衆国の作曲家であり、ピアニストであるHarold Buddと共作したBordeaux (2011)は、わたしのもっと好きなアルバムの一つなのです。

 でも、わたしは見たんだ。悪夢を。悪夢の正体を。そうして今、クラッシュした。本当にクラッシュした。記述していたこの文が、アプリで保存する前に、クラッシュしたのです。先の解説のくだりは、クラッシュしてから、書き直したものだったのです。そんで、ここで、心配になって今、保存しました。そうして誰だか分からない素敵なあなたも、保存しました…。

図 素敵なあなた2)

1) https://ja.wikipedia.org/wiki/デヴィッド・クローネンバーグ (閲覧2021.2.28)
2) https://www.pinterest.jp/pin/737745982707763804/ (閲覧2021.2.28)



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