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題名:ケーキで景気はよくなるのか?
報告者:エコノ

 本報告書は、基本的にNo.368の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 先の報告書のNo.368にて、シュークリームの背景について探り、すでにスイーツ界では日常的に存在するスイーツであることを述べた。さらに、シュークリームのシュー生地の作り方のコツについても検討した。ここでは、この時期にも相応しいであろうスイーツの概念を拡大し、スイーツの王様であるケーキを取り上げ、ダジャレ的ではあるが、ケーキで景気がよくなるのかについて考えてみたい。
 ケーキはいくつもの種類があるが、この時期のケーキといえば、ホールケーキになるであろう。ホー

表 ホールケーキのサイズ2)

ルケーキはサイズにより大きさが異なるが(表)1)、そのケーキの上にろうそくを立て、キヨシコノヨル…、と歌いながら、聖夜を祝う。それがクリスマスのイメージに繋がる。ただし、諸外国ではロウソクを用いない、かつ、質素なケーキが多く2)、No.309でも示されたドイツのシュトレンはまさにそれである。ホールケーキとロウソクというイメージは、おおよそ日本と韓国に限定されるようである2)。しかしながら、いずれにせよ、クリスマスの真の目的は、「皆が平等に幸せを分かち合い、神の祝福への感謝と喜びを祝う」3)ことであるに違いない。ツリーやケーキ、あるいは、七面鳥は、その象徴的なアイテムとして存在する。
 クリスマスのケーキは、今では当たり前となったため、ケーキによるケーキ屋の特需景気もクリスマス前には”増す”に違いない。そこで、これを調べると、図に示すように12月の需要が非常に高いことが分かる。縦軸の単位は円であるために、12月は他の月の2倍以上で、1400円も利用していることとなる。ちなみに、シュークリームは他の洋生菓子に位置付けられているためにこれも見ると、わずかに12月に多いものの、年間を通して平均500円ほどの推移であった4)。このことから、ケーキ、特にクリスマスケーキは一時的に景気をよくすると予想される。一方、小さな街のケーキ屋は、チェーン店やコンビニスイーツなどの台

図 年間のケーキの売上4)

頭で苦戦を強いられ5)、特需もわずかかもしれない。しかしながら、小さくとも雰囲気の良いケーキ屋で食べるケーキは、時期を問わず”幸せを分かち合える”。そういうケーキ屋は個人的には応援せねばと思う。

1) http://www.hapiba.com/cake/cake-size.html (閲覧2016.12.13)
2) http://www.deli-cake.com/sp/xmas/knowledge/02.html (閲覧2016.12.13)
3) ディケンズ: クリスマス・キャロル (まんがで読破). イーストプレス. 2009.
4) http://www.zenkaren.net/_0700/_0707 (閲覧2016.12.13)
5) http://qualia-partners.com/solution/cakeshop/ (閲覧2016.12.13)



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