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題名:今日のお題は、「生きる悦びの鍵」
報告者:ダレナン

(No.2335の続き)
 前回(No.2335)は先急ぎました。すみませんです。
 でも、それでも、ひな鳥が羽ばたいた勢いを止められません。それは僕のレビュワーとしての本性でしょうか。それとも、レディー・チャタレーのおかげでしょうか。
 芸術か、卑猥か。
 それを問われれば、「チャタレー夫人の恋人」は卑猥でもなんでもありません。芸術でもありません。ただ、人間の営みを戦争という状況で壊され、満たされなくなったチャタレー夫人の再生ストーリーです。

 すげーこと書いてみた(笑)。

 ただ、ち〇こが立たない夫は精神的にも追い込まれ、チャタレーも夫に協調するかのごとく満たされなく追い込まれてうつっぽくなり、そこに登場したメラーズの沐浴です。マキワリして日頃から鍛えている森番メラーズは、生きる悦び、人間の営みそのものです。そしてチャタレーは、メラーズの小屋の鍵が欲しくてたまりません。
 生きる悦びの鍵です。今日のお題は、「生きる悦びの鍵」にするでー。
 で、方や夫はチャタレー夫人に愛人を作ってもいいといいます。夫も本当なら合体して世継ぎが欲しかったに違いありません。映画「チャタレイ夫人の恋人」でもクリフォード男爵はこう申しております。
 「子をお産み」「自然の法則だ」と。
 男爵ですから。ええとこの坊ちゃんです。
 ええとこの暮らしを後世に残したいの~。
 そんな想いがあっても、重いち〇こは役立たずです。

 さぁ、みなみなさま。どう思われますでしょうか。

 ここでD・H・ロレンス、デーヴィッド・ハーバート・リチャーズ・ローレンスについて伝えますと、Wikipediaにはこう書かれております。「ノッティンガムシャー出身。1908年にノッティンガム大学を卒業した後、小学校の教員となり、1911年に小説を出している。1912年から1914年にかけてドイツに渡り、1914年イギリスに帰国後結婚した。『息子と恋人』(1913年)、『虹』(1915年)、『チャタレー夫人の恋人』(1928年)など人間の性と恋愛に関する小説を発表したが、発禁処分を受けたものもある。 」(1)。

 なんと彼は小学校の先生です。

(1) https://ja.wikipedia.org/wiki/デーヴィッド・ハーバート・ローレンス



…「チャタレイ夫人の恋人 1981」の品への案内は、こちらになります。


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