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題名:死の間際にしたい3つのこと
報告者:ダレナン

 死の間際にしたいことは、人それぞれである。そこには、人の数に相当するだけの違いが存在する。現在の世界の人口は、73億人以上であり1)、単純にこのことを計算すると、

7300000000 × 3 = 21900000000

のしたいことが潜在的にあると言えよう。ただし、したいこと、と、後悔することは別にしたい。死ぬ間際に後悔するくらいなら、今生きているときに自分が成すべきことを果たさなければならない。その生きている間の蓄積が、自分の運命を変えることができる唯一の方法である。その辺の内容については、No.9、No.127、No.155などにも記載した。
 それでは、筆者がしたい3つのこととはなんであろうか。それを列挙すると同時に、ここで、筆者だけでなく、この報告書を読んでいるあなたにも自分自身に問うていただきたい。

あなたが死の間際にしたい3つのこととは?

筆者のこの3つは簡単である。

1. モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスを聞きたい。むろん、指揮者は稀代の指揮者であったレナード・バーンスタイン氏がよいかもしれない。そのアヴェ・ヴェルム・コルプスは、妻コンスタンツェの療養を世話した合唱指揮者アントン・シュトルのために作曲したものであり、モーツァルト晩年の傑作とされる2)。死の間際には安らかになれる名曲中の名曲である。Youtubeでもアップされている3)。
2. チョコレートを食べたい。あるいは、食べられない状態なら、舐めたい。そのチョコレートは別段高級なものでなくてもよい。明治ミルクチョコレートかロッテガーナミルクチョコレートあたりが好みである。むろんこれらはカカオというより、植物油脂も多く、体にはそれほど良くないとの話もある。しかしながら、死ぬ間際ならそのような細かいことは気にせず、遠慮なく舐められる。
3. 身近な人に「ありがとう」と言いつつ、ギャクも交わしたい。その一番は、やはり家族になろう。

とこれだけである。
 あなたの3つのことは、どうであったろうか。
 長生きはしたい。しかしながら、無用な長生きはしたくはない。充実した人生を送った先に、上記の3つを堪能して、天に召すのはきっと悪くはない選択であろう。

1) http://arkot.com/jinkou/ (閲覧2016.2.12)
2) https://ja.wikipedia.org/wiki/アヴェ・ヴェルム・コルプス (閲覧2016.2.12)
3) https://www.youtube.com/watch?v=6KUDs8KJc_c (閲覧2016.2.12)



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