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題名:今日のお題は、「やっぱ昭和ならではですか?」
報告者:ダレナン

(No.2395の続き)
 感性が硬く完成すると突然のようにむかしの唄が頭にのぼる。新しい唄は覚えられない。音楽は硬くむかしの記憶と紐づいている。

「だから、おねがい~そばにおいてねー いまはあなたしかあいせない~」

って感じは今の時代はあるのだろうか。作詞:荒木とよひさ、作曲:三木たかし。作曲はともかく、荒木ちゃん、今の時代にこんな世相はあるのでしょうか? これってやっぱ昭和ならではですか? 今日のお題は、「やっぱ昭和ならではですか?」にしよう。
 この唄、けーうんすく、だったような。調べっと、違った。
 テレサテンだった。テレサテンといえば、「甜蜜蜜」だな。 「是1996年同名香港電影《甜蜜蜜》主題曲」ってのもあるんやな。知らなんだ。でも、 「是1996年同名香港電影《甜蜜蜜》主題曲」の女優さんどっかでみたことあるなー。なになに張曼玉って。
 マギーちゃんや。この人ってマギーちゃんや。ウォン・カーウァイ監督の映画「2046」にも出とるんやな。そこで映画「2046」のレビューをmiさんからパクりたい(笑)。

「時代が変わっていく中で、ずっと同じ場所にいるトニー・レオン。あの日々に想いを馳せながらも、日々の本音を知ることはできない苦しさ。愛していなかったかもしれない、本当のことを知ることはやっぱりこわくて、同じ場所にいるふりを、気づかないふりをしているのかもしれない。タイミング次第だって、わかっているのに。 大切な友人がいつの日か教えてくれた「変わらないために変わり続ける」こと。国も同じなのかも。これまでの資本主義を変えないことが目的ではなくて。人が幸せに生きられるように時代に合わせて主義主張を変えていけたら、変えたくないことを守り続けられる気がする。香港は、実質的な権限を中国に握られているように思うから、なかなか政治って難しい。2046年に向かって解釈を変えていける、凄みのあるラストシーン。 出会いははやすぎても遅すぎてもだめだけれど、気がつくのはいつも終わりどき。どうして」(1)

 なんか詩的なレビューっだなー。
 そひて僕は、豊饒な夜のとばりの中を歩く姿にマギーちゃんに見た。そこではこう書かれてあった。「私たちがテレビやら配信やらで目にする映像は、翳りを欠いた人工的で単調な照明のもとでの、なんらの感情を想起することがない映像ばかりですが、1990年代以降の香港映画は、そのようなものと無縁な形で、世界を席捲し、その最高のミューズがマギー・チャンだったと言えます」(2)。そうこれもパクリだ(笑)。

(1) https://filmarks.com/movies/36658/reviews/164076815
(2) https://ameblo.jp/cinemaclassic/entry-12811910718.html



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