題名:人生の履歴書は、はたして何行か?
報告者:ダレナン
学校にて一生懸命に勉強し、職場にて一生懸命に仕事をし、さらに、育児に、家事にと一生懸命に行う。なかには、「今日も一日がんばるぞぉ」と自分を励ます日もあれば、「今日は学校・仕事に行きたくないなぁ」とネガティブな感情を持つ日もある。そう、いつも一生懸命では、くたびれるからである。気持ちは一生懸命でも、「そこそこに、勉強・仕事して、あとは遊びたいなぁ」と思う時もしばしばあるであろう。そして、ある年齢になると、ふと自分の人生を振り返る時がある。それが、履歴書と対面する時である。
多かれ少なかれ、小・中学校は義務教育であるために、あまり履歴書とは関係ない。しかしながら、それ以後、アルバイトをする時や、学校を卒業して仕事をし始める前、あるいは、仕事をしてからの転職の際に、必
図 一般的な履歴書のフォーマット1)
ず履歴書と対面する。その履歴書の一般的なフォーマットを図に示す。氏名と住所、写真はもちろん、学歴・職歴、免許・資格はどのフォーマットでもある。それは、履歴書の持ち主の顔だからである。さて、ここで問題となるのが、その持ち主の顔である。履歴書を書かれた人なら、どなたでも感じるかもしれないが、以外にスカスカ、となる。「あれ? 自分の人生って、こんなもん?」と神妙な気持ちとなる。何十年と一生懸命のつもりであったが、その履歴書を見ると、ペラペラな顔相となる。
あなたの人生の履歴書は、もちろんスカスカ、ではないかもしれない。やっぱりスカスカ、かもしれない。いずれにせよ、実際の人生の履歴書は、この2枚で用が足りる。しかしながら、本当の、人生の、履歴書が、2枚で、数行で、収まらない、(ように)、今日も一生懸命に人生の履歴書を更新したい、と誰もが願う。デイル・ドーデンの「仕事は楽しいかね?」にドキッとしつつ、報告書No.112とNo.127を見ながら…。
1) https://www.hofu.link/products/myphp2.php?no1=11&no2=19&pg=1 (閲覧2016.3.1)
…「仕事は楽しいかね?」の品への案内は、こちらになります。 地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。