.

題名:ウォンカチョコに封入される黄金チケットの所在
報告者:トシ

 この報告書を見る人は間違いなくチョコレート好きか、ウォンカに憧れを抱く人であろう。ウォンカは「チャーリーとチョコレート工場」に登場するウィリー・ウォンカ氏のことであり、その工場の工場長でもある。ティム・バートン監督と俳優のジョニー・デップのこちらも黄金のコンビにより2005年に映画化され1)、TVでも何度か放映されているために、知っている人も多いことと思われる。古くは1971年にもメル・スチュワート監督と俳優のジーン・ワイルダーにより「夢のチョコレート工場」として映画化されている2)。映画の原作は、ロアルド・ダールの「チョコレート工場の秘密」である。原作の「チョコレート工場の秘密」は、もともと児童文学に属するため、英語の原本でも比較的読みやすく英語の勉強の一冊として読むのもよいかもしれない。
 ティム・バートン監督の「チャーリーとチョコレート工場」を見たことがある人なら分かるであろうが、ウォンカ工場で製造されたウォンカチョコは映画での重要なキーアイテムとなっている。そのウォンカチョコには、黄金チケットが全世界で5枚のウォンカチョコだけに封入されており、その黄金チケットをめでたくゲットできた者が、ウォンカ工場を見学できる特権が与えられる。ウォンカチョコと黄金チケットを図に示す。図は1971年の「夢のチョコレート工場」からとなる2)。過去に何度かウォンカチョコを購入した経緯があるが、未だに黄金チケットが封入されていたことがない。もしかすると、この報告書を見てみる人で、実は私が本物の黄金チケットを1枚持っているよ、という人もいるかもしれない。その時は一度見せて頂きたいものである。むろん著者

wonka-300x167

図 ウォンカチョコと黄金チケット2)

は黄金チケットに出会ったことがないことから、ウォンカ工場にも行ったことも、見学したこともない。ちなみに、現在販売されているウォンカチョコはネスレ社が扱っている。このようにウォンカチョコに黄金チケットが封入されていれば、全世界の5人のうちの1人なり、ウォンカ工場にめでたく招かれる。
 ウォンカチョコの黄金チケットとは少し系統が違うが、かつてはグリコ社の一部のお菓子にはおまけが付いていた。当時はお菓子が主体であったために、お菓子+おまけであった。そのおまけ欲しさにグリコ社には大変お世話になった。近年は、食玩として様々なおまけ的な玩具がついたお菓子も軒並み増えた。しかしながら、その多くは玩具+お菓子となり、いつしかお菓子がおまけとなった。お菓子として売られる以上、お菓子が主体であるはずだが、時代の流れとは恐ろしい。しかしながら、黄金チケットやおまけにしろ、お菓子に封入されている特典を確かめる行為は夢があって、いつの時代でも楽しい。

1) http://wwws.warnerbros.co.jp/movies/chocolatefactory/ (閲覧2015.11.26)
2) http://www.tigerstrypes.com/willy-wonka/ (閲覧2015.11.26)



…「ウォンカチョコ」の品への案内は、こちらになります。


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。