.

題名:今日のお題は、「満たされないとボヴァリー夫人」
報告者:ダレナン

(No.2352の続き)
 さずがザックだ。ザック・スナイダーちゃんだ。映画界を背負っているその意気込みは機材にもあらわれている。REDにビンテージのCanonレンズか、くぅ~、ええなー。
 実は僕も背負っているものが違う。それは52才にしてムショク(正確には最近わずかにパート・ジョブできているが)ということではない。
 Gregory。
 今はすっかりとカジュアルになってしまったが、Gregoryは「ウェイン・グレゴリーが “世界で最も優れたバックパックをつくる”という信念を掲げて創業したブランド」だ。僕が憧れそして尊敬する人物の1人が創立したそのGregoryのバックパックを背負う。僕の登山の相棒ザックだ。
 Whitney 95L。今は廃盤で、もはや95Lも使うことないが、それでもかつての相棒だ。
 Ospreyにするか、それともGregoryにするか迷ったこともあったが、結果的に「ザックは背負うものでなく、着るものだ」というウェイン・グレゴリーの考え方に当時大いに賛同した。たぶん、ザック・スナイダーもそうだと思う。彼いわく(実際には公式にはいっていないが、たぶん)「映画は見るものではなく、ときめくものだ」ってな感じに。

 そうそう、かつて会社時代の遠方の出張後に時間があって映画館で「300」を見たのが、ザックちゃんとの出会いだったことを今でも思い出す。すげーな、ってときめき感動したぜ。まったく前情報なしに映画館に入ったが、映像の雰囲気も自分の趣向にドンピシャだったザックちゃん。ある意味、僕の趣向する映画の相棒なんだろう。ザックちゃんと好きな映画の趣向も同じ(笑)。
 僕が生まれ変わったら、ジェームス・キャメロンちゃんは無理としてもザック・スナイダーちゃんのような親友がいるといいな(笑)。その時の恋人はきっとロール・ドゥ・クレルモン=トネール。2022年「チャタレイ夫人の恋人」の監督だ(笑)。なんてしあわせな転生なんだ(笑)。よーし、映画撮るぞー。
 とはいいつつも、現実的に現生ではもと映画研の部長。当時のお好みのお菓子はぷっちょ。そんなぷっちょな部長だった(笑)。
 生まれ変わりを考えるっちゅうことは、現生が満たされてないんだろうな。少なくとも妻の成美には特に不足はない。成美がいなければ今の僕もいない。でも、満たされないとボヴァリー夫人のそれと同じだ(笑)。今日のお題は、「満たされないとボヴァリー夫人」にしょう。

 通称:ボヴァリズム

 よし、映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」を見終えたら、映画「ボヴァリー夫人」からの復習だ。で、ミア・ワシコウスカを追うのもええな(笑)。
 まぁ、チャタレイ夫人の時のように片っ端から、ボヴァると楽しそうだ。少なくともその期間は満たされる(笑)。あるのに、Non-ボヴァリズム。



…「300」の品への案内は、こちらになります。


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。