.

題名:クリエーテブっちゅーうもん
報告者:ダレナン

 僕はじゃばじゃばとコーヒーを飲む。そのため、利尿作用が激しい。で、まぁ、コーヒーをじゃばじゃば飲むからして、時にネットでスペシャルティコーヒーなるものの広告をも見る。
 でも、高い。
 いくら嗜好品と言えども、一袋に1000円以上もかけることはできない。そんな高いコーヒーをじゃばじゃば飲むと、志向のひと時がなくなり、金銭的なことばかりに目が向く。
 それこそが思考の所以だ。
 だから、所詮スーパーで安いのを買うはめになる。
 安いから、スペシャルティ。
 一袋298円なので、本格的なスペシャルティコーヒーと同じ価格で3倍は飲むことができる。
 だから、ジョッキのようなカップでも飲める。というか、この量を3倍飲んでようやく一息つける。
 ただし、飲みすぎてトイレへ行くといつも思う。どれだけ尿がでるねん、と。ずっとおしっこしているみたい。ジョーっと、その恐ろしいことに。

 ジョジョョジョォーーーーーーーー

 今、トイレから戻った。
 で、久しぶりにトイレで思いついたことを書く。ちょっとだけひらめいた。もちろんヒラメ釣りではなく、頭の中の文章のひらめつりだ。
 その目は右か左か?
 と、まぁ、これがなかなかいい感じ。でも、こういい感じと実感しはじめると、今度はとたんに筆が止まる。いや、キーーボーードだ。カタカタとカタカタと、ボーディングすると、これもまた以前使ったようなフレイズをなんども使っていることに気付く。
 やれやれ。
 そういえば、前回の話は「街とその不確かな壁」からスタートしてたんやな。
 やれやれ。
 「街とその不確かな壁」を読み初めて、ただいま調べると26%完了段階だった。あと74%の読書が必要となる。
 他に読むものがあって、だから26%しか進んでいないんだよ、といいわけをする。これでいいわけ?
 でもまぁ許してくだせい。なんてたって、読むのに時間がかかるタイプでね、途中でつげ義春の「ねじ式」も読みたーなったで、だからこういうことになるんや。その他にも読んでしまい、ちょっとは勉強的な本も読まなあかんしな。とまあ時間かかるわな、そりゃ。でもむずい本読んでも結局頭に入らんけど。理屈ばっかこね回してる文章を見ても、なーも感動せんよーになった。好きな小説家の文章のほうが、ずっと崇高な思考やと思えるようになった。そこにはクリエーテブっちゅーうもんがある。
 成長したで、わいも。



…「ねじ式」の品への案内は、こちらになります。


地底たる謎の研究室のサイトでも、テキスト版をご確認いただけます。ここをクリックすると記事の題名でサイト内を容易に検索できます。