題名:ちゅるちゅるとノンフライ麺
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的に No.2024の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
答えてくれよと嘆願しても、りどるはカラオケで陽気に歌っていた。「にきょくめ、いくなにゃ~ん」とリモコンを操作して、今度はA Sky Full Of Starsを歌い始めた。そして歌いながら、メガミ・エナイさんに「すがきやのあかからうどんも、たのむにゃ~ん」と注文した。エナイさんは、「はい、かしこまりました」とお湯を沸かし始めた。なんだ、こっちもHotplayか…。
ここで商品を紹介せねばなるまい。「寿がきや カップ赤からうどん」(図)1):全国的に展開している人気外食チェーン『赤から』とのタイアップ商品です。鍋の〆で食べるうどんをイメージしました。つるっとして生めんに近いもっちり食感のノンフライめん。煮込んだ野菜の甘さと、コチュジャンの辛みのバランスが程よい赤から特製スープを再現しました。あげ、ニラ、唐辛子の具材です。
図 寿がきや カップ赤からうどん1)
「さっちゃへぶりんびゅーーーーうううう…、うひぃ…、ゆあ、さっちゃへぶりんびゅーーーーーーーうううう、うひぃ…、そう、ひとつだけほうほうがあるにゃん」
A Sky Full Of Starsを歌い切り、赤からうどんを前にして、りどるは急に真顔になった。それは”またたびシュ”からの酔いから完全に覚めた顔つきだった。
「ただし、それはだにゃん…、ちみのちからではどうにもならないほうほうだにゃん。がいぶのわたしくんにいぞんするしかないほうほうだにゃん」
「どういう方法?」
「しむ・こうかん、だにゃん。そのしむ・こうかんのとき、すまほのさいどにあながあく。それをねらうんだにゃん。でも、もし、わたしくんがしむ・こうかんとどうじに、すまほのきしゅへんしたら、ぼくもちみもおしまいだにゃん。しぬ」
「おしまい…しむ」
「そうだにゃん、しむでしぬじゃなくて、きしゅへんでしぬだにゃん」
そう言ったら、りどるはちゅるちゅるとノンフライ麺を啜っていた。
「おしまいなんだにゃん、“ラビが呼んでいる”としても…にゃんだにゃん」
1) https://www.amazon.co.jp/寿がきや-8277-カップ赤からうどん-111g /dp/B08GPNZM35 (閲覧2021.4.23)
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