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題名:シャバダバダ
報告者:ダレナン

 本報告書は、基本的に No.1955の続きであることを、ここで前もってことわりたい。

 青か赤か、占い師が言ったそのどちらかが、僕の今後の運命だとしたら、赤は間違いなく運命だった。それはベートーベンにモニタ、ニテイル、モニタリングなレベルだろうか。いや~、もしかしてどっきりかもしれない。似ていないけれども、似ている。ふつふつと沸きあがる、その煮ている状況は、だんだんと汁がなくなることに煮て候。知るがだ。だから、そこに水を投入するしかない。でも、いわんこっちゃない、最初からちゃんと煮ている状況を把握して創らないと、貧困な頭で考えつくストーリーなんてたかだた知れてる。もはや、しゃばしゃばだ。シャバダバダ by 荒木とよひさ。
 すみません。どうもこうも頭が働いていないのです。思考が閉ざされた、幹事です。読者さま。それが幹事なのです。年末年始の忘年会で、今のご時世それなき役割でそう感じるのです。幹事は、漢字で、かんじだと。
 そう思いつつ、家に帰って、シズコが首をくくっていなかったことに安堵した。ここでもしこれが宝刀だとしたら、これはストーリーとしてもはや終わっている。まさに妖刀、ムラマサのような、本当に妖刀だ。
 でも、意に反してシズコはニコニコしていた。僕は夕食を作り、二人でそれを食べていると、シズコはバドワイザーを口にせずにこういった。
「今日、病院行ったんだ…」
「えっ、体調悪かったの?」
「うん、実はね…」
「ふむふむ」
「産婦人科へ行ったんだ」
「産婦人科…?」
「そしたら言われた。おめでたですよって」
「おめでた…?」
「うん、赤ちゃんができてた」
「赤ちゃん…」
「うん、ダリオくんの…♡、うれしかった…」
 知らなかった。僕にはさっぱりそのことが分からなかった。でも、最近、イライラしているシズコに対してどう接していいのか分からなかった。それが、結局…、そう言うことだったのか。
「そうなんだ…」
「うん…♡」
 シズコは嬉しそうに微笑んだ。
 僕は僕で今日の買い物での占い師のことも少し歪曲して話した。黄いヒヨコも見せた。でも、それが一万円だとは言えなかった。一応、ただだったと伝えた。Oちゃんという名だと伝えて。
「ふ~ん、変な話だね。でも、それって生まれてくる子どものことを予言してたんじゃない?。もしかして。じゃあ、ね、Oちゃん…。そうだ、オスカルって名前どうかな。タケヒサ・オスカル。ダリオくんの名前に劣らないいい名前だと思うけど…」、「オ、オ、オスカル…」



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