題名:カレイになると
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1924の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
僕自身の本音で言えば、ここに書いてある文章は、後世に何も残さないだろう。のーべるちゃんと言えども、そのほかと言えども、そのことは十分に、理解している。
ただ、なんとかしょうが得たい。
でも、それでも、それは本音ではまったくない。ここがしょうがに値する文章ではないことは己自身が十分すぎるほど理解している。ただし、書くことが、楽しいのだった。
しょうがなくとも。
いや、やっぱしょうがほしい。
ごはんにはどうしてもほしい。
きざみしょうがが。
でも、しょうがレースにこぼれるのは、いいなれば、それは、僕の国語の成績でもある。そんな国語のレベルの低い成績で、ここに、後世に、何かを残そう、残したい。それは贅沢な話だ。
贅沢か…。
僕の、僕の、僕のヒラメきなるCupidは、どこにいったのか。
やっぱり僕はカレイでしかないのか。
カレイか…。
112回、その再生を繰り返したことで、そのヒラメきなる答えは、見つかりっこない。先に書いた「ぶーん。」もここで、みかえして、みかえして、ええんでこれで、ええんやでこれで、とあきらめた。だから、ミヒャエルエンデとしたのだろうか?
いやー、そこに書いたこと、まったく記憶なしやで。まったくもって、記憶がないで。なんで、こんなこと書いたにゃろか?
にゃろか。
ここでも打ち間違いしとるでおい。どーなったんや。
ただな、最近なPabst Blue Ribbonばっかり飲んどるねん。映画ブルーベルベットの中で名優デニスホッパーが叫んだセリフ“Heineken? Fuck that shit! Pabst Blue Ribbon!、ハイネケンじゃなくて、バブストよこせ!“。
ええやん、これで、Pabst Blue Ribbonで、俺はデニスや、ホッパーや。
知ってるか? Pabst Blue Ribbonの王冠の裏は、トランプ仕様になってんのやで。ドナルドや。それ、ドナルドや。飲みたんびに、ドナルドになるんやで。
こうして思う。カレイになると、カレイとなると、海藻に戯れるように、何かを回想することが多くなった気がする。ドナルドもそうだ、トランプもそうだ。そして、
クミちゃんに逢いたかった。
なんだか、クミちゃんに逢いたくてしかたなかった。
シズコに、思い切って、クミちゃんのことを尋ねてみよう。そう、意を決した。