題名:じょうねつのうんめいは、きっと、べりっしも
報告者:ダレナン
本報告書は、基本的にNo.1711の続きであることを、ここで前もってことわりたい。
あやめもしらぬかきつばた。そうして、ぼくちゃんは、いくぶんれいせいになった。おっちゃんせいのしねんがどんどんとわきあがり、まいぼつしそうなかんじになっていた。それはそうと、あやめもしらぬ? かきつばた? どういういみやねん。ほんまー、てきとーにかいとるなー。
おっちゃんにもおこられた。そこで、れいせいになった。しらべた。あやめもしらぬとは、どうもきれいにそろっていないとなるらしい1)。かきつばたとは、はなで、そのことばは、しあわせはあなたのものとなるらし2)。つまりはこうだ。
きれいにそろっていない、でも、そのしあわせはあなたのもの
ええやん。なんかええやん。
おっちゃんにほめられた。
でもな、れいせいにならんとあかんで。あかとあおのじょうねつのあいだ、というとったやろ。それちがうでー。れいせいになってみー。じ(ゅ)んせいは、おあいとのかんちがいがもとで、こいするふたりは、いつしかはなればなれになるんや。そこで、ごーんごーんとかねがなり、ふぃれんつぇのよるはふけていく。これ、このまえ、かいてたふれーず。いがいといい。いがいといいでー。ふぃれんつぇ、まいすいーとはーと。
なんや、よんでていみわからんと。そう、おもうたんやな。じゃぁ、はくじょうしたろか。あかとあおのじょうねつちゃうで。れいせいとじょうねつのあいだ。これがほんとう、ほんとのだいめいやー。
べりっしも。
あのとき、そうだ。ぼくはまだ、はたちかぷらす1ぐらいかそこらだった。きゅうにおもいたって、かいしゃをやめ、そうしてとびたっただった。
いたりー。すんだうみ、すんだそら、なにもかもしんせんだった。
あたらしいばしょでなにかをはじめる。ふあんもありつつ、そんなふあんもかきけすようなわかげのいたりーに、いたりーのかぜがふいていた。こわいものはなにもなかった。
やめるとき、あのじょうしはなにをいっていたか、おもいだせない。でも、きまっていたのだ。こうなるうんめいに。そうして、ひきこまれ、きがつくと、ぼくは、かのじょのもとにいすわっていた。
いまでもおもいだすよ、エミリア。
きみとすごしたあのじかんを。
きみといっしょにいた、あのかけがえのないじかんを。
わすれられない、あのしゅんかんのえがおを。
ず あのしゅんかんのエミリア3)
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