題名:常に決してない、Always Neverの曲に関する報告書
報告者:ゴンベ
誰か一人でも注目を集めればよい方かもしれない。少なくともGoogleにて検索しても日本内ではまったく引っかからなったカナダのアーチストAlways Never1)(日本語では「常に決してない」と訳せる)について、ここで、報告したい。通常は、インディーズなどの曲を扱うサイトで1つぐらいは検索上で情報を得られるが、本当に全く得られなかった。残念ながら、まったく国内では注目されていないアーチストであろうことが推測された。そのため、本邦では初めて扱うアーチストかもしれない。
なぜ、Always Neverに注目したのか。それは、報告書のNo.935にも示したように、Always Neverの曲における多くの持続的なベースラインが筆者の心に響いたからである。さらに、それをうまく生かすべく、エコーがやや聞いた浮遊感のあるボーカルは、筆者としてこの上ない興味の惹かれる曲である。
まずは、代表的な曲となるであろうAlways Neverの「Wylin’」のYoutubeのオフィシャルMVがあるので、興味のある方は文献2)を紐解いていただきたい。このMVの詳細な監督などは文献3)に示してあるのでそちらを参照していただきたい。しかしながら、Always Neverのファーストアルバム、その名の通り「Always Never」は、Parental Advisory(アメリカ合衆国において、未成年者にふさわしくないと認定された音楽作品に全米レコード協会(RIAA)が添付する勧告4))に指定されている。したがって、MVもParental Advisoryである。YoutubeのDefault Imageも図に示すように、Parental Advisoryであろう。しかも、MVの最後はかなり表現がきつい。これは、Parental Advisoryを超えているかもしれない。そのため、MVを見る方は、その良識に従って、閲覧していただきたい。ただし、YoutubeではVEVOとしての扱いであるために、過剰な身構えはいらないであろうが、この時点で引く人は、閉じていただきたい。
図 Always Neverの「Wylin’」のMVの一場面2)
筆者はかつて楽器としてベースを扱っていた経緯がある。そのため、どうしても曲のベースラインに注目してしまう傾向が強い。ぶーいんぶいーんと、持続的にベースがうなると、自然と身体が反応してしまう。さらに、オーディオにおいても、低音を発するウーハーにはこだわりが強い。逆に言えば、高音は筆者の耳の特性もあろうが、過剰な高音のきらきら音は、どうも耳に馴染めない。そこでの、Always Neverの曲である。これが、詩の意味はともかく、筆者の耳的には限りなく心地よい。さらに、残念なことに、本邦では、このようなベースぶいーんの曲はなく、はやらない。したがって、どうしてもYoutubeで聴く曲を深化させると、この手のベースラインの強い曲のラインナップが多くなりがちである。ただ、ベースラインの好きな人は、Parental Advisoryであっても曲だけは聞いてみても損はないであろう。それが、Always Neverである。
1) https://www.complex.com/music/2019/01/always-never-its-over-single-release
2) https://www.youtube.com/watch?v=2bTFjMDD5ss (閲覧2019.2.22)
3) http://torontorappers.com/newsite/always-never-wylin/ (閲覧2019.2.22)
4) https://ja.wikipedia.org/wiki/ペアレンタル・アドバイザリー(閲覧2019.2.22)